パソコンのショートカットについての考察

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はじめに

パソコンのショートカットを覚えると仕事や作業の効率を上げることができるが、この意味をもう少し掘り下げて考えてみる。

画面操作とショートカット

ショートカットを覚えるメリットは、ただ効率をあげるばかりではなく、OSやアプリのバージョンアップによって操作画面が変わってしまった場合にも対処しやすいことである。つまり、画面にばかり頼っていた人はボタンの位置をまた最初から覚え直さないといけない。それに対して、ショートカットは変わることもなく、一度覚えればずっと使い続けることができるのである。確かに画面から操作した方がわかりやすいのであるが、ちょっとしたものでも時間がかかるし、OSやアプリの変更によって覚え直す手間が生じる。つまり、変化に弱い面がある。

ただ覚えればいいわけでもない

では、ショートカットをなんでも覚えてしまえば万事解決か?と言われればそうでもない。いくらショートカットを覚えても万事解決にはならないからである。ショートカットの中には覚える必要のないショートカットが存在する。そして、画面操作のスピードとそう変わらない、もしくは画面で操作した方が早いショートカットも存在するのである。これらの観点を考慮しなければ、ショートカットとしての利点を活かすことができないだろう。

たとえば、フォルダを作成したいときやブラウザのタブ切り替えをするときがそうである。フォルダを新規作成するときは、Ctrl + Shift + N でできるが、そのメリットはあるかどうか。一度マウスから手を離し、戻すまでに時間をかけてしまう。タブを切り替えるときも、Ctrl を押しながら数字を押して、該当のタブに移動するための時間がかかる。こういった「手間」をかけてまでショートカットを行う必要はあるかどうか問われれば、否である。

見分けが必要

ショートカットは簡単に、そして時間をかけずに行うものである。また、そうあるべきものである。それを満たさないショートカットは覚えていても、効率を下げてしまうばかりである。覚えるべきショートカットは覚え、覚えないものは覚えない。見分けが必要である。

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