家具入門-家具の基本的な仕組み-

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はじめに

DIY、家具で検索してみてもイラストと部品をセットで解説しているサイトはなかった。どちらかといえば、その部品を知っていることが前提で書かれていたため、初心者には難しそうな印象をもった。そのため、この記事では家具の基本を説明する(自分の理解も含めて)。

家具の基本

どんなジャンルについてもそうなのだが、基本を理解する際は一番単純なところから始まる。そこから発展的な内容に入るのが定石であるので、この記事もそれにならって解説する。まずは、下のイラストを見て欲しい。

どこにでもある箱のイラストである。ただし、板のある場所によって呼び名が違うので注意が必要である。部品ごとの呼び名は以下のようになる。

  • 天板・・・箱における一番上の板。天井側にある板。
  • 地板・・・箱における一番下の板。床に面している板と呼ぶべきだろうか。底板と呼ぶこともある。
  • 側板・・・箱の横にある板。サイトで調べると、側面にある板と書いてあるところもあるが、イメージ的にはそういうことである。側板は左右の両側に位置する板である。
  • 可動棚・・・動かすことのできる棚板のこと。しかし、移動できるといっても、どこでもというわけではなく、ダボ穴と呼ばれる穴に限定される。これは棚ダボと呼ばれる金具を取り付ける必要があるからで、それが可動棚の取付位置を決定づけるからである。可動棚はダボ穴に依存する。
  • 背板・・・箱における奥側の板。背中にある板と捉えるとイメージがわくかもしれない。

このように、天板、地板、側板、背板が基本的な部品として構成されている。この形を元に箱の形を捉えていく。

中仕切板がある場合

また、中仕切板と呼ばれる板があると(左右を仕切るための板)、天板や地板などが増えることがある。具体的には以下のようなものがある。

この場合、中仕切板が箱を分割するように組み込まれる。つまり、中仕切板によって箱が仕切られているため、天板、地板、背板が必要になる。

 

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