プログラミング環境の整え方(お金がない人向け)

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プログラミング環境について

最近はプログラミングを学ぶ人が増えている。たとえば、仕事で効率化をはかるためだったり、お金儲けをしたいから、将来的にプログラマーになりたいからといった理由で、プログラミングの勉強を考えている人がいる。理由についての是非はともあれ、このような人は学ぶ意欲が強く、経済的な余裕もそれなりにあるのではないだろうかと思われる。

しかし、プログラミングを学ぶといっても、一つの問題が存在する。具体的には、そもそもの前提としての金銭的な問題である。いくらプログラミングが学びやすい時代になったとはいっても、ハード面でコストがかかったり、給料の低さなどでプログラミングの学習自体をはじめることができない可能性があるのである。

欲を出せば出すほど、初期投資にかかる費用は膨大になり、10万、20万といったお金はすぐに必要となる。逆にコストを抑えようとするほど、快適な環境とはほど遠くなる。

つまり、経済的な余裕がなければ、土台に立つことができないのである。いくらプログラミングが無料で学べるようになったと言われても、それらはハードの環境があることが前提として言われることが多い。

独学でプログラミングに成功!そして、就職・・・という人がいるが、その裏にはこのような問題が隠されていることが多い。

そこで、この記事ではプログラミングの環境をできるだけお金がかからないように、済ませられる方法を紹介する。

まず、プログラミング環境を整えるためには、2つの環境があることが必要になる。これらは言われてみれば当然であるが、もう少し具体的に詳しく説明する。

  1. ネット環境
  2. パソコン

この2つである。

ネット環境について

プログラミング環境を整えるには、ネット環境とパソコンが必要となる。

できるだけ有線を

ネット環境は必要なファイルを一回ダウンロードしてしまえばそこまで頻繁に必要となることはないので、無線と有線どちらを使っても構わないのだが、無線の場合はセキュリティ上の問題もあるので、できるだけ有線でネット接続した方が無難である。

ケーブルはCAT 5e以上を選ぶ

また、有線で使うLANケーブルはCAT 5e または6と書かれた規約のものを使うほうがいいだろう。これ以下となるとインターネットが流行り出したくらいのネット回線になってしまうため、できれば5e以上の規格となるケーブルを選択する方を選んだ方がいい。

無線の場合

一方で、無線の場合は、Wi-Fi 5 ( = IEEE 802.11ac)、Wi-Fi 6 ( = IEEE 802.11ax)などに対応したルータを使うようにすること。

他に必要な知識

必要な知識はプライベートアドレス、ホストアドレス、WANやLANなどといった知識があるとネットワークの設定がしやすくなるだろう。

プロバイダについてはあまり詳しくはないが、自分の住んでいる地域をもとに最適な環境を選ぶといいだろう。

・一般的に使われているバッファローのルータ

・安定感のあるNECのルータ

・ハイエンドのルータ

 

パソコンについて

パソコンは中古を選ぶ

次にパソコンについてであるが、パソコンについては中古のものを使うようにすること。価格的には、大体2万から10万円までのパソコンを購入するようにする。

よくネットでは新品で早いものを選ぶようにするよう勧めている記事があるが、学習したてのときにそこまで負荷のかかるものはつくらないだろうし、たいしたものを作らないのに良いものを使っても宝の持ち腐れになる可能性がある。

それに、そもそもプログラミングそのものを学習することにおいては古いパソコンでも十分に可能であるし、古いパソコンでも十分にプログラミングを行うことは可能である。

そのため、経済的にも負担のかからない環境で学習しようと思えば、中古のパソコンで行うのがもっともコスパがいいだろう。

OSはWinでもMacでも

パソコンのOSについてはWindowsでもMacでもどちらでもよいが、どちらかを使ってプログラミングが有利になったとか、不利になったとかいうものはないので、好みで購入したほうがいいだろう。

なぜ2万から10万円のパソコンを選ぶのか疑問に思う人がいるかもしれないが、パソコンの性能が一昔前のとは違って飛躍的に向上したことと、それらの性能で十分にプログラミングをおこなうことが可能になったということが根拠としてあるかもしれない。

いずれにせよ、10万円以上のパソコンを購入してやるのも悪くはないと思うが、それは自分がちゃんと学習してからのほうが効力が増す。

・価格が2万(Office付き)のWindowsパソコン

・それなりにコスパのいいWindowsパソコン

・Macbook Air(1世代前のモデル)

まとめ

以上、簡単にはなったが、プログラミングの環境をととのえる際に必要なことを述べたが、どうだったろうか。

ネット回線とパソコンがすでにあれば、最少で3万円程度からプログラミング環境をととのえられるし、お財布的にも負担にならずにはじめられると思われる。

もちろん、そこから自分の求めるものを作っていくと思われるので、ニーズに合わせて自分なりに環境をととのえていく必要はあるが、要はプログラミング環境には何も最新である必要はなく、学習するための環境を最低限あることが重要である。

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