SNSの人間関係で触れてはいけない話題

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SNSでの人間関係

人間関係には正解はない

SNSでの人間関係を考える。これは自身の備忘録のためだったり、SNSの人間関係で困っている人のためだったり、いろんな理由があるが、考えることで何かしらのヒントを自分でもつかみたいと思ったためである。ただし、「こうすればうまく」「こうすれば誰々とうまく付き合える」という、さも万人にも効くようなことはいわない。人間関係で悩んでいる時、特効薬になりそうなものにとびつきたくなる人はいるが、人間関係にはそもそも正解があるわけでもなく、必ずしも再現性があるわけでもないからである。それはSNSにおいても同様である。

万人に通用するものはない

誰かに有効だからといって、その人に有効であるからとは限らない。たとえば、誰かが悩んでいるときにやさしく声をかけることを勧めている人はいるが、そういう人は信頼できないという人もいる。そういった場合、マニュアル通りにやれば人間関係をこじらせてしまうのは明白であろう。また、心理学系の本が今も昔も人気があるのはそのためでもある。万人に通用する方法がないから、人は買い続ける。

SNSでのべからず集

むしろ、この記事ではべからず集の方に焦点をおいて紹介していきたいと思う。つまり、SNSにおいて人間関係でやってはいけないこと。これをオライリージャパンが出している「SQLアンチパターン」からもじって 「SNSアンチパターン」と提唱したいが、自分はネーミングセンスがよくないほうなので、というよりもはじめに書いた著者から怒られそうなのでやめておく。

即効性はないが・・・

ともかく、べからず集は即効性がない分地味であるが、人間関係においても適用できると思うので、もし人間関係でトラブルが多いことに悩みであれば何かの助力にはなれるとは思う。即効性はないが、失敗から学ぶという意味で読んでみることをすすめる。それでは紹介する。

SNSのべからず①:政治の話をしない

政治は口論が絶えない

人間関係でまずやってはいけないことは政治の話である。政治の話はいつの世も意見が割れやすく、口論が絶えない。ふだんはおとなしそうな人も政治となると途端にあつくなり、性格がかわったようになることもある。政治系は罵詈雑言が多い。つまり、政治の話は人を変えてしまうため、するべきではない。人間関係において政治の話題はデメリットが多い。

政治は人間関係をこじらす

また、たとえ政治について正しいことをいっても、もしくは間違っていることを言っても、必ずどちらかの立場からでも叩かれてしまう。主義や主張が強ければ強いほど人間関係を壊すきっかけになり、むしろ敵を増やしてしまうだろう。それだけ政治の話題は人の機微に触るものであり、扱いには気をつけなければならない。

政治の話は汚くうつる

先ほどにも書いたように、政治系のつぶやきは非難の応酬がざらにあるので、人によっては「汚く」うつってしまうこともある。「この政治家を信じるのは人間のクズだ」とかそういった話が平気で飛び交う。政治の話はそれだけ見ていて気分の良くないものである。したがって、SNSでの人間関係を円滑にするなら、政治の話はしないに限る。

SNSでのべからず②:宗教の話をしない

宗教も意見がわれやすい

次にべからず集として紹介したいのは、宗教の話である。政治の話とは系統は異なるが、宗教も意見が割れやすいテーマなので、できるだけしないほうがよい。ただ、最近は無宗教の人が増えて宗教に熱心な人の割合が少なくなってきているかもしれない。

宗教は根が深い

しかし、それでも宗教そのものがその人の人生を支えている場合、その人の人生までを拒否することにもつながり、人間関係に軋轢を生じてしまうこともある。宗教はそれだけ根が深いものである。自分たちが思っているよりも、宗教は人に影響を与えているからである。したがって、あやしいビジネスなら忠告するのもいいかもしれないが、宗教の話は極力避けるべき話題の一つである。宗教の話は、入っている人も入っていない人も人間関係を悪化させてしまう原因になる。自分の意見を表明しやすいSNSではなおさらだろう。

SNSでのべからず③:ネガティヴな話はしない

ずっと付き合ってくれるわけでもない

3番目はネガティヴな話である。これを書くと「前向きな話をずっとしろというのか」という疑問がわいてくるかもしれないが、そうではない。ネガティヴな話は最初は付き合ってくれる人がいても、ずっとそれを聞いてくれるわけでもないからである。それは悪意があろうとなかろうと、同様である。

人によってキャパシティが異なる

ネガティヴな話については、人によってキャパシティが異なる。そのため、無制限にネガティヴな話題をしていいわけでもないし、無制限に気分の落ち込む話をしていいわけでもない。感化されやすい人だと気が滅入ってしまう可能性もある。たとえば、自分のネガティヴな話題によって大切な人が病んでしまった場合、共倒れにしてしまうこともある。

自分の視野を狭める

ネガティヴな話は自分の視野を狭めることもある。ネガティヴな思考に陥ってしまうと、思考ががんじがらめになって、周りが見えなくなってしまう。本来なら肯定的に見るところも否定的に見てしまうようになる。自分では気がつかないかもしれないが、ネガティヴな話は心だけではなく思考をも蝕むのである。そうなると、人間関係はおろか、自分まで苦しめてしまうだろう。とりわけSNSにおいては悪循環である。

まとめ

以上、SNSでの人間関係で触れてはいけないことを紹介した。それらは、①政治の話はしないこと、②宗教の話はしないこと③ネガティヴな話をしないこと、これら3つであった。いずれもSNSでの人間関係をこじらす原因になるし、友達が離れてしまう原因になる。これらの話題は避けることによって人間関係をこわす確率を低くすることができると思われる。

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